ミチ「よくわかったね。そうそれ。京都ブライトンホテルのカフェはスワンのパフェが有名で、一度食べてみたかったの。まるごとぜんぶ。神社でスワンパフェ食べさせてくださいって願掛けしたレベル。でも猫じゃ注文できないでしょう?だから人間になろうと思って」
ハル「そうか。あのパフェはうまいもんな。大丈夫、その願いか叶えてあげよう。ボクの式神がカフェで働いてるから特別に出してもらうよ」
ミチ「ありがとう」
2匹の猫はカフェに向かいました。
カフェで2つ並んだスワンパフェを仲良く食べることができました。
君はその様子をあたたかく見守りましたとさ。
めでたしめでたし。
いや、まだ終わってないようです。 あともうすこしお話は続きます。 2匹がパフェを食べていると、 そこに一人の男が現れました。
亜風露「私は亜風露小五郎(あふろこごろう)です。浦安ブライトンホテルの探偵の部署、ディテクティ部の部長をやっています。いま謎が解ける部員を募集しています。君はその才能がありそうなのでぜひ試験を受けに来てほしい」
ミチ「なんかワクワクするな」
ハル「試験を受けるならボクらもついていくよ」
亜風露「君の猫かい?まるで話しているかのようにニャーニャー泣いているけど。さあどうする?」
浦安ブライトンホテルのディテクティ部、入部試験か。
楽しいことがまっていそうな予感がする。
入部試験のチラシをもらった君は、
興味を持たずにはいられないのでした。
ということで、
今度こそめでたしめでたし。